私は普通の人間だから、辛いことが続いた時期に、うつっぽくなってました。
その頃は子どもの学童の会長になぜか、なっていて、月例役員会議と保護者会は1回くらい休んだけど毎回出てました。
自分の口から声が出てる感覚がなくて、実感としては、自分の頭の少し上に本当の私がいて、その本当の私の方が話してるから、肉体的に声を発してない感じでした。
離人症というんでしょうね。
役員会も保護者会も精神的には全然行ける状態ではなかったけど、行きました。体だけ動かせる状態です。
学童の会長は1年とか2年とか任期があるので、終わりが見えてますが、職業だとしたら、続けざるを得ないと思います。
うつの始まりのところに立っている人は、「淡々とやることをやろう」と思いながら仕事に行くようです。
自動的に体だけ動かすことに慣れてしまうから、心がついてきてるかどうかまで考える余裕もないし、とりあえず動かせてしまうので、やり過ごしてしまう。痛くもないですから。
こんな風に、痛くないから、心のダメージに気付くことなく体を動かして、次第に心が壊れてしまい、次のステージへと移行していきます。
職場では仕事はこなしますが、少しずつ、体を動かせる範囲が狭くなっていくみたいです。
ある日突然、自宅から出られなくなったり、職場の一定範囲から出られなくなったりするようです。
心のダメージに気付きつつある人は、どこかに相談して休んで欲しいです。
軽いうちに元に戻せた方がいいはずです。