どんな子でも普通学級に通わせるべきだと思います。
それはまた、子供の権利でもあります。
普通学級に在籍することで、例えばいじめの対象になるとか、付いていけなくて困るなど、悪いこともあると思いますけれど、せめて、所属の欲求は満たされると思います。マズローの人間の欲求の上から三段目のやつです。
仮に、支援級に行ってそこで所属の欲求を満たせばいいと思う方もいるかもしれませんが、予め排除された先で、そこの所属欲求を満たせなどと言うのはとても傲慢な理屈だと思います。
普通学級の通知表は1ばかりになってしまうかもしれないけど、他のみんなと同じ通知表をもらえるということ、○○学級の子とは呼ばれないこと、親同伴が当たり前などと思われないこと。
小学校が要求しがちな、「親の同伴」など全くナンセンスで、親の労働権はどうなるの?と感じます。
そもそも、球体のような人間の個性を、スパッと線で分けるように、「障害」「健常」と分けられないでしょと思います。ましてや、子ども時代なんてどの子もみんなが凸凹なのだから。
そろそろ、義務教育の就学決定通知の時期ですね。
この通知を受け取ってからでも、変更をする余地はあります。本当にその進路で迷っている方、どうか声をかけてください。お子さんの一生に関することなので、最善の方法を見つけて行きましょう。