「ゴールデンウィーク」と「コロナ」という単語は対義語のように見えますね。
美味しいもの食べに行きたい、大声で発散したい、人混みでも綺麗な景色を楽しみたい!
そんな気持ちになるゴールデンウィーク。
反対に、外出はなるべく避けようというコロナ対策。
実際に外食や外出を楽しんでいる方々もたくさんいるわけで、それを見ると、「どうせいつか感染してしまうのなら、元気なうちに精一杯楽しんでおこう」という、ある意味で生命力のようなものも感じます。
我慢したものが報われるというのは、人間の社会的な力が及ぶ範囲内なだけで、
自然を相手にした時などは、人間の小さな我慢や頑張りなど無力ですよね。
感染症は、自然災害と人的災害のちょうど間に位置していると思います。
だからこそ、人間の理性で封じ込めるというのは有効な対策だと思いますが、人間は野生的な部分を必ず持っていますので、なかなか封じ込められないのだと思います。
人間は、理性を使って野生的な感情をコントロールし続けている生き物なので、どの人も息抜きなしに理性を保ち続けることは難しいのではないかなと思います。
1人の人を例にとっても、その人は常に理性を持ち合わせているわけではなくて、一見理性的な人でもたまには野生的になったり、理性から解放されたくなるわけですよね。
感染症を終わらせるのは、理性的なコントロールと連帯感だと思います。
もう少しだけだと信じて、このゴールデンウィークは家で家族と過ごしましょう。