本番に強いとは思いませんが、
なぜかこれまでの国家資格は独学で一発合格できています。
私は、元々平凡な主婦なのです。
だから、周の人から見たら、きっと不思議な現象なんだろうと思います。
それで、色んな人から私のやってるのが、どんな勉強方法なのか聞かれます。
あまりに地味なやり方だから、そんなに言いたくないけど、もう説明するのも面倒だからここに書いておきます。
何年か前に、勉強せざるを得ない状況になったころ、活字を読んでも、文字が頭に入ってこないことがありました。
焦りましたが、それらの文字を書いてみると、スラスラと理解できたのです。
そういえば、
「学ぶ」とは「まねぶ」が語源だと聞いたことがあって、この、「まねぶ」とは何かというと、
「真似る」ということなのだそうです。
「学ぶ」ことは真似て書くことだと、実感しました。
どんな人にも覚えがあると思いますが、
子供の頃、基礎知識を身につけるために、
ひたすら書かされましたよね。
漢字も、アルファベットも。
基礎知識の土台ができて初めて、
その上にテクニック的なものが構築されます。
私の場合は、何ヶ月も何ヶ月も、ひたすら模写することを続け、
願書を出す頃を待って、その頃から模擬問題をやります。
アウトプットへの転換です。
この時、さなぎが羽化するような気持ち良さを感じます。
こうして、まとめてみたら、やってることって、
案外シンプルなものですね。
書いてから、問題を解くだけです。
心持ちとしては、山を登る時みたいに、
「一歩=一文字」
を見ながら、一つ一つ進めるだけのことです。