恕という言葉は、自分を思いやるように人を思いやることなのだそうです。
孔子の言葉です。
同じようにカトリックの教えで「汝の敵を愛せ」ということばがあります。
私は無信仰なので、だからこそ色々な宗教だとか教義だとかを客観的にみられるわけですが、
この二つの教えは、どちらの言葉も同じことを言ってるんだなと思います。
それは、自分自身のデフォルトを「礼節」に置けということだと思ってます。
孔子もカトリックも、敵を心から愛することなど無理ですが、そのように接しなさいということだと、私は理解しています。
古来からの日本人のデフォルトは神道なんじゃないかと勝手ながら思っていますが、現在においては、個々人がそれぞれ色々な宗教を信仰されてることは素晴らしいことなんだと思います。
私は宗教を勉強したことはなくて、本を色々と読むだけですけど、宗教のことは横断的に学ぶと、人間としての基本が吸収できるような気がしてます。
いつか、ゆっくりと読書をする生活が送れるようになるといいなぁ。などと思いつつ、礼節ってなんだろうなぁと考える日々です。