マミーという映画を観に行きました。
25年前の和歌山毒入りカレー事件について取り上げた映画でした。
盛られた毒と、死刑囚の自宅から出てきた毒の成分が異なるのだそうです。
それでも再審が行われないのだそうです。
冤罪になる可能性は誰にでもあるのに、科学鑑定の結果を取り扱ってもらえないとしたら、それが自分の身に起きたら、なんという理不尽なことだろうと思いました。
先進国に死刑制度が必要なのだろうか。特に日本は武力での解決を極力排除する姿勢かと思いますので、命で償う他に方法はないものかと感じます。
一方で、身内が被害にあったときにこんな悠長なことを言っていられるのかと、そんな自問自答もしています。
ただ少なくとも、発展した科学のもとで新しい見解が出てきたのならば、一度検証する必要はあるんじゃないかなとは思いました。