ご家族に恵まれなかった女性。

ひたすら真面目に人生を送って来られました。

お見送りには私だけ。

お顔は、安心したように見えました。

お花をお顔の周りにたくさん並べて、少し華やかになって、

生前は質素だったこの方の人生を労ってあげられたのかなと。

私は仕事上のお付き合いと、割り切らなくてはいけないのでしょうが、涙がポロポロポロポロ流れてしまって。

よく頑張ってこられましたね。

お疲れ様でした。

と、心から声をかけました。

別の世界に行ったら、もっと羽目を外していいんですよ。青春と言っていいのか分かりませんが、魂の謳歌を、心から願っています。