社会保険労務士の国家試験が近づいてきて、点数が上がってこない難しさを感じています。

二つの試験の私の勝手なイメージ的な違いをあげると、

行政書士試験は問に対する答えがストレートだから、目で覚えればできる。

社会保険労務士の試験は、2段階である。一呼吸考えないといけない。

横になってしまい見にくいですが、

割増賃金の算定基礎に入れるか入れないかと言う問題を例にしてみると、

答えを出すためには一度、「1段階」と書いてある、「住宅手当なのか違うのか」を考えておかなくちゃいけなくて、

「住宅手当じゃない」なら、「割増手当の算入基礎となる賃金に算入する」という答えを導き出すという、論理的な思考力が試されます。

私はこう言うのが苦手で、それで数学がだめでした。焦って、てっとり早いところにある答えに飛びついてしまうのです。それで間違える。

行政書士試験の時は、ここでいう「1段階」目の答えが要求されることが多かったので、すんなり受かったんだと思います。目で覚えるだけで大丈夫という印象です。

社会保険労務士試験のために1年と少し勉強して、あと1ヶ月を切ったところで、これまでの勉強方法の失敗に気づいてしまいました。

ちょっと今回はもう手遅れです。

でも、今は通過点だと思って、受かるまでやろうと思ってます。

オリンピック観戦したいですけどね。