登山家の野口健さんが好きで、今回のしくじり先生も楽しんで観ました。

好きと言っても、ワーキャー言うようなファンではなく、テレビ欄に名前があったら観ようかなというくらいのファンです。熱烈な感じとかではないです。

今回はエベレスト登頂中の話でしたが、

死に向かうときの感じが、主観としては割と穏やかなんだなとか、エベレストって危険極まりないんだなとか、

何回も登ったり降りたりを繰り返しながら登頂成功するんだなとか、

知らないことが多かったです。勉強になりました。今回はエベレスト登頂失敗の話でしたが、

野口さんが死と向かい合い、登頂失敗の後に帰国して日常に戻り、大学の平和な状態に身を置いた時に、もう2度とエベレストなんか行かないと感じたことは、「そりゃそうだろうな」と共感しました。

大学生のキャンパスライフは、表面的には、これ以上ないくらい平和で輝き、豊かに見えますから。

そのキャンパスライフの中でも、死ぬほど辛い人も必ずいると思います。

野口さんにとってはエベレスト、大学が苦痛な学生にとつまては大学。

それぞれに与えられた、生きることと死ぬことのステージについて考えさせられました。

苦痛なステージを思い出すと、私個人的には、育児期間がこれ以上ないほどの苦痛でした。

ですが、育児期間がこれ以上ないくらい幸せだという人も沢山います。

個性によって、輝けるステージが全然違うのだと思います。合わない水の中にいると、自覚なく破滅的になったり、そのために周りから責められたりすると思います。

山の人には山。海の人には海。街の人には街。明るい人には光。落ち着きたい人には暗闇。

その人の個性にあった場面があっていい。それがエベレストなのなら、そこを目指すといい。

そんな気分になりました。

今回もまとまりませんが。これにて。