いつも明るい、とある女性のサポートをしています。
いつ会っても天真爛漫というか、楽しい人で、可愛らしいおばあちゃまと言った感じ。俗に言う天然ボケですが、非常に聡明な人です。
その人は元々核家族だったのですが、今はお一人です。
ご家族は、色々なことが原因で1人ずつ亡くなってしまわれたのだそうです。
個人的なお話なので、ここで詳しく伝えることなどできないのですが、
私が感じたことは、このおばあちゃまはいつも明るくて人柄も良くて優しいけれど、心の中にはとてつもなく大きな悲しみを持ってるんだろうな。ということです。
ご家族を亡くされたときのお話を、初めてお聞きしました。これまでこちらから聞いたことはありませんでしたし、ご本人から話してもらったこともありません。
これまでお話されなかったのはきっと、深く深すぎる悲しみを、心の底に沈めているからなんだろうなと思いました。
「私はあと2年しか生きないわよ」と。
なんの根拠もないのに断言されていて、その時は2人で笑ってしまったのですが、
ご本人の中には何か思うところがあるのではないかなと、こちらもなんの根拠もなく感じていました。