逃亡犯がガンの末期で発見されたそうですね。

私はそれを聞いて、この人が逃亡犯かどうかは置いといて、ガンの末期で医療にかかれないことの辛さを思いました。

とても痛いと思うんです。

それなのに緩和ケアが受けられない肉体の辛さを思います。

言い過ぎなのかもしれないけど、この方が過去にしてきた清算のように感じました。

人間は必ず死にます。

死が1年先、6ヶ月先、1ヶ月先と、準備しながら死ねることって、それが痛くなければ、ありがたいことなんじゃないかなと感じる出来事が増えてきました。

今は麻薬の調整がうまくできるようになっているし、死期を具体的に分かった上で、痛みなく死んでいくことは、良いことなんじゃないかなと感じています。

人生を思い返す、反省する、幸せだったと感じる、自分の人生に感謝する。痛みなく死んでいく。

避けられない死に対して、生きていることをまとめることのできる時間があること、死ぬための準備をする時間があることって、私は良いことだと思っています。