昨年黒部ダムに行きまして、それから黒部ダムの虜になりました。
壮大で圧巻。
黒部ダムの一箇所に映画「黒部の太陽」を紹介しているブースがありました。
時間の関係で、じっくり見ることができなかったので、ずっとこの映画はいつか観ようと決めていました。
ゴールデンウィークになり、まとまった時間が取れましたので、今日はゆっくりこの映画を観ました。
山を爆発するシーンや大量の水を出すシーンなどは凄すぎて、思わず笑ってしまうほどでしたが、
破砕帯の箇所や、貫通点などは現地のバスで実際に見ましたので、感情移入しました。
破砕帯は、ほんの80メートルだったのでバスで通り過ぎればあっという間ですが、1センチ進めるのに丸一日かかったりして、破砕帯を抜けるのに何ヶ月もかかったそうです。当
時の苦労を感じました。
貫通したときの石原裕次郎さんの表情が上手かったですね。
少ししか進まなくても、諦めなければ成し遂げられるんだなと、日本の工業化の素晴らしさから、人の生き方にも共通するなと思った次第です。
思って進めていれば、いつか必ず叶うのだね。