数年前に大腸からの内視鏡検査をしてみたことがありました。
特に理由はないけど一度みてもらおうと思ったからでした。
1度目の診察で、医師よりなぜ検査しようと思ったのか聞かれたので、
「なんとなく」と答えると、
健診することは良いことだということと、
「不調を感じるとか、ご自分では何も心配なことはないわけですね?」と聞かれた後で、
「今日はお昼ごはん何食べました?」と聞かれたので
「寿司とうどん」と答えると
「寿司もうどんも食べられたんですね」と、ニコニコされました。
この時はよくわかりませんでしたが、今となっては、
食べられなくなるということは、かなりの病気だと言うことが理解できます。
自分で気づかなくても、また、検査で見つからなくても、
食べられなくなった時には、心か身体の病気であることが大いにあると思い、逆に、何らかの病気だとしても、食べられればまだ回復の余地があると思います。
回復された方の事例と逆の事例を目の当たりにして、人生の終わり方を考えてしまう自分がいます。