私のように障害がある子の親は、謝ることがとても多いです。
明らかに悪いことをしたら謝りますが、
うちの子供に対して、
「能力が低いがために遅れてしまうことを迷惑だ」と思う方々に謝ろうとは思いません。
しかし、一般級では
能力が低い=迷惑
という図式が成り立っています。
色々なことができない子供に対して
「何故できないのか」と担任教師から追及されたことがあります。
その時の状況を説明して、
「これだけ頑張ってもできないのだから、仕方ない」
と答えました。
すると浴びせられた言葉は
「それなら支援級に行くしかないですね。」というものでした。
私は、実際には支援級でも一般級でも、どちらに行ってもその子が良いと思うならそれで良いと思っています。
実際、うちの子供が通うかもしれない支援級に見学に行って、ウチの子供たちに
「支援級はこういうところだったよ」と、
客観的に説明をしたりしていました。
「勉強よりも、生活力を上げるところだよ」と言って、
「土手滑りをしたり、君たちの好きなお料理もさせてくれるんだって。」と、事実を話しました。
しかし、うちの子供はなぜか一般級にこだわりました。
ならば、親の役目としては、この子達を最後まで一般級にいさせてあげることが最優先となります。
批判してくる人や、差別をしてくる人、排除してくる人に対して、私は今は寛容になる余裕があるとは言えません。
でも、この子達を将来納税者にできた時に、誰かが認めてくれるんじゃないかなと。
淡い期待を持っています。
というよりも、明るい未来が見えないと頑張れないですからね。