一泊二日で、伊勢神宮のお参りに行ってきました。
一番感動したのが、外宮の「せんぐう館」です。
この会館では、伊勢神宮で脈々と受け継がれている事柄の説明を見ることができます。そこで私は、日本の人たちの真面目さに心を打たれたんです。
葦一本を揃えることで立派な屋根ができる。糸一本に神経を注いで、襖を作る。鏡を作るにも、鋳物を極める職人さんがいます。その人たちの技術は、何千面も前から受け継がれています。
2千年も、毎日のように続けられているお祭りもあります。ご飯を朝と夕に運ぶものですが、一つ一つ心を込めて行います。神事なのです。
真面目な国民性だからこそ、伝統文化がこれほど長い間残ってきたんだろうなと思いました。
1人の人間が、毎日毎日同じことをコツコツ続ける、死ぬまで続ける。これなら国力が定着します。日本という国が長く続いている理由が分かったつもりになりましたし、自分が日本人であることに誇りを持てました。
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泊まったホテルには、聖書ではなく「古事記」が置いてありました。
そういえば、大学生の頃「古事記」を原文で読んだな。と思いながら、竹田恒泰さんが現代語訳したそれを読みました。
これが非常に面白かったです。
帰ってきてから、この本をAmazonで注文したぐらいです。
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1日目のお昼に食べたのが
これです。海鮮丼をほとんど食べ切ったら、だし汁とあおさとあられとワサビを入れて、最後はお茶漬けで食べるというもの。
すごくすごくおいしかったです。
夜は、サザエのお刺身を食べました。
朝ごはんはホテルで食べましたが、納豆、海苔、卵がなくて、鯖の塩焼き、きんぴら、小鉢が5種類、卵焼き、味噌汁でした。とても上品な感じがしました。
伊勢神宮に行って良かったです。
自分のルーツがあって、それに誇りをもてるということが実感できて、それをとても幸せだと思いました。