社会福祉士という仕事はとてもジェネラルで、職種職場も多岐にわたります。
病院の社会福祉士、地域包括の社会福祉士、ケアマネさんの社会福祉士、市役所のケアワーカーの社会福祉士、介護福祉士で社会福祉士、フリーランスの社会福祉士、不動産屋さんの社会福祉士。
私なんかは行政書士の社会福祉士です。精神保健福祉士でもあります。
私は、片足はメインの職種に置いていますけど、あとの片足は社会福祉士です。
メインの仕事で食えるなら、なんで社会福祉士なんかやるの?
なんて思われるかもしれませんね。
たしかに、社会福祉士で居続けるにはそれなりにコストが発生します。会費とか研修費とか。交通費とか。
でも、それ以上に生き甲斐も感じることができます。
私のスタンスは、生活資金は二の次で(妻だからとりあえず食べることはできる)社会のために仕事をしたい。そんな気持ちでやらせていただいています。せっかく生きてるのだから、人生の時間をより良いものにしたいです。それが誰かのためになるのなら、こんな喜びはありません。
でも、社会福祉士という人があまりにもジェネラルで捉えどころがなく、空気のようなので、いまいち何をしてる人なのか分かってもらえてないようです。
行政書士の先生には「引き続き介護のお仕事を頑張ってください」と、介護福祉士さんと間違われたりしてます。
私の介護福祉士さんに対する思いは、ただただ、リスペクト。
腰痛を抱えながらもご利用者様のために優しく接してくれます。ありがたいです。
そんな中で、社会福祉士の仕事に対する理解がもう少し広まればいいなと思ってます。介護福祉士さんに対する知名度のように。
じゃあ社会福祉士って何をしてる人なのよというと、社会福祉士は人の幸せのための環境整備をする仕事です。
具体的に言うと、目の前にいる方はどこに行けば幸せなのか、憲法25条以上の生活が送れるのか、どうしたら手当をもらえるのか、誰に繋げればいいのか、家賃の支払いはどうするか、水道光熱費の支払いは滞ってないか、残薬に矛盾はないか、ヘルパーさんが気持ちよくお仕事をしてくれるか。
そんなことばかり考えています。
すぐには難しいのでしょうけど、ゆくゆくは、社会福祉士の仕事がもう少し知られて、地域生活のお役に立てればいいなと思っています。